開店祝いを選ぶとき、「これを贈っても大丈夫だろうか」と不安になったことはありませんか。実は、一見おしゃれで喜ばれそうに見える品でも、開店祝いの場では避けた方がよいとされるものがあります。この記事では、開店祝いで避けたいNGギフトと、その理由をまとめました。
開店祝いのNGギフト早見表
まず結論からお伝えします。開店祝いで避けたほうがよいとされる品と、その理由は次の通りです。
| 避けたい品 | 理由 |
|---|---|
| 灰皿・ライター | 「火事」を連想させ、店舗の火災を暗示するとして縁起が悪いとされる |
| 赤一色の花・赤いもの | こちらも「火事」を連想させるため、開店祝いでは特に避けたいとされる |
| 香りの強い品(香水・芳香剤など) | 香りは好みが分かれるうえ、飲食店では料理の香りを邪魔してしまう |
| 刃物(ハサミ・ナイフ等) | 「縁を切る」を連想させ、慶事の贈り物として避けられる |
| 時計・置き時計 | 「時間を気にする=催促」を連想させるとされ、ビジネスシーンで避けられがち |
| 日本茶 | 弔事の贈り物の定番を連想させ、お祝いの場にそぐわないとされる |
| マット・スリッパなど履物 | 「踏みつける」を連想させ、特に目上の相手には失礼とされる |
| サイズの大きすぎる観葉植物・花 | 店舗の広さに見合わないと、かえって置き場所に困らせてしまう |
なぜこれらの品が避けられるのか
火を連想させる品
灰皿やライターなどの「火」を連想させる品は、開店祝いの場では「火事」を暗示するとして避けられる傾向にあります。実用性の高い品であっても、開業という門出の場では別の品を選ぶのが無難です。
赤一色の花や真っ赤な雑貨も同じ理由で避けます。赤は炎の色として「火事」を連想させるため、店舗への開店祝いでは特に気をつけたい色です。花を贈る場合は、白の胡蝶蘭のように業種を問わず失礼になりにくい色を選ぶか、赤を差し色程度に抑えたアレンジにしましょう。
縁を切ることを連想させる品
ハサミや刃物は「縁を切る」を連想させるため、慶事全般で贈り物として避けられてきました。文房具セットなどにハサミが含まれている場合は、代替品がないか確認するとよいでしょう。
「催促」を連想させる品
時計は「時間を気にする」「催促する」という意味合いにとらえられることがあり、特に目上の相手やビジネス関係の贈答品としては避けられる傾向があります。実用品として喜ばれそうに見えても、開店祝いの場では他の品を検討しましょう。
弔事を連想させる品
日本茶は、香典返しをはじめとする弔事の贈り物の定番として使われてきた品です。品物としては上質でも、お祝いの場では弔事を連想させてしまうため、開店祝いには別の品を選びます。飲み物を贈りたい場合は、紅茶やコーヒー、お酒を選ぶ方が無難です。
「踏みつける」を連想させる品
マットやスリッパ、靴下などの履物・敷物は、「相手を踏みつける」という意味に取られることがあり、目上の相手への贈り物では失礼とされてきました。店舗で使う実用品として気が利いているように見えますが、取引先への開店祝いでは避けるのが安全です。
OK:開店祝いの定番
- 胡蝶蘭などの祝い花(花持ちがよく縁起がよいとされる)
- 観葉植物(相手の店舗の広さに合ったサイズ)
- お酒・調味料などの実用的な消耗品
NG:避けたい品
- 灰皿・ライターや赤一色の花など火事を連想させる品
- 刃物・ハサミなど縁を切ることを連想させる品
- 時計など催促を連想させる品
- 日本茶(弔事の定番を連想させる)
- マット・スリッパなど踏みつけるを連想させる履物
業種によって配慮したい品
飲食店や美容室など、匂いに敏感な業種には、香りの強い品を避けるという配慮も大切です。祝い花の定番である胡蝶蘭は香りがほとんどなく、こうした業種にも安心して贈れる点が選ばれる理由のひとつになっています。
また、店舗の広さに対して大きすぎる観葉植物や祝い花は、かえって開業直後の相手を困らせてしまいます。贈る前に、店舗のスペースをイメージしておくと安心です。本数やサイズの選び方は、胡蝶蘭 3本立ちと5本立ちの違いは?選び方と失礼にならない本数の目安でも詳しく解説しています。
迷ったら定番ギフトを選ぶのが安心
NGとされる品を避けるだけでなく、「定番として広く選ばれている品」を選ぶことも、失敗しないギフト選びのコツです。開店祝いの定番である胡蝶蘭を通販で選びたい場合は、開店祝いの胡蝶蘭 通販おすすめ3選で比較しています。
よくある質問
Q. 観葉植物自体はNGですか?
観葉植物自体がNGというわけではありません。店舗の広さに見合わないサイズや、手入れの手間がかかりすぎる品を避ければ問題ありません。
Q. お酒を贈っても大丈夫ですか?
お酒は開店祝いの定番のひとつです。ただし、相手が飲食店を経営している場合は、既に取引先があることも多いため、事前に確認しておくと安心です。
Q. 現金を贈るのはNGですか?
現金自体はNGではありませんが、法人関係の贈答では祝い花や品物を選ぶ方が一般的です。関係性に応じて判断しましょう。
まとめ
この記事のまとめ
開店祝いでは、火事を連想させる灰皿・ライター・赤一色の花、縁を切る刃物、催促を連想させる時計に加えて、弔事の定番である日本茶、踏みつけるを連想させるマット・スリッパも避けるのが無難です。店舗の広さに合わないサイズの贈り物も避けたいポイントのひとつ。迷ったときは、胡蝶蘭など広く選ばれている定番ギフトを選ぶと失敗しにくくなります。



