2人目の出産祝いは、上の子のおさがりで間に合う物を避けて選ぶのが基本です。タオルや肌着は1人目のときの物が家に残っていることが多く、同じ品を贈ると使われないまま終わりがちです。
代わりに選びたいのは、使い切れる消耗品か、名前入りなど「その子だけの物」です。この記事では、2人目で喜ばれやすい品と避けたい品、上の子への気配りの仕方を順にまとめました。
2人目の出産祝いで選ばれにくくなる物、増える物
1人目と2人目では、喜ばれる贈り物の顔ぶれが変わります。ギフト通販のベルビーがママ856人に行ったアンケートでは、1人目で多かったおくるみ・タオル・ベビー食器が2人目では割合が下がり、おもちゃやベビーウェアの割合が高くなっていました(ベルビー「2人目の出産祝いの選び方」)。
| 2人目で選ばれにくくなる物 | 2人目で選ばれやすい物 |
|---|---|
| おくるみ・タオル・ベビー食器 | おもちゃ・ベビーウェア |
| 上の子のおさがりで足りる定番品 | おむつなどの消耗品、名前入りの品 |
理由は単純で、1人目のときに買ったりもらったりした物がまだ使えるからです。2人目の家庭に贈るなら、「この家にはもうあるかもしれない」と一度考えてから選びましょう。
迷ったら、使い切れる消耗品を
おむつやおしりふきは、何人目の育児でも毎日なくなっていく物です。いくつあっても困らないので、好みが分からない相手にも贈りやすい品です。
ベルビーも、2人目の選び方の1つ目に「実用性のある消耗品」を挙げています。きょうだいへの出産祝いでは、消耗品・食品・ギフト券など使い切れる物が喜ばれやすい、という解説もあります(キッズ・ラボラトリー「2人目の出産祝いはいくら?」)。
おむつを贈るときは、サイズに注意してください。新生児用はすぐに使わなくなるため、少し先のサイズを選ぶか、親御さんに使っているメーカーとサイズを聞いておくと無駄になりません。
上の子と赤ちゃんの世話が重なる時期は、家事に手が回らなくなります。温めるだけで食べられるスープや食品のギフトも、家族みんなで使い切れる贈り物です。
上の子と性別が同じか、違うかで選び分ける
ベビーウェアや小物を贈るなら、上の子と赤ちゃんの性別を確かめてから選びます。おさがりが使えるかどうかが、ここで変わるためです。
性別が違う場合は、上の子の服や小物を使いにくいことがあります。たとえば上の子が男の子で赤ちゃんが女の子なら、女の子向けの色や柄のスタイやベビーウェアは新しく必要になることが多い品です。
性別が同じ場合は、たいていの育児用品をおさがりでまかなえます。この場合は、服を贈るより、上の子とお揃いのタオルや服のように「きょうだいで使える物」にすると、同じ物が重なっても意味が生まれます。
「おさがりではない、その子だけの物」は名前入りで
2人目の子は、服もおもちゃも上の子のおさがりが中心になりがちです。そこで喜ばれるのが、赤ちゃんの名前を入れた贈り物です。ベルビーも、おさがりが多い2人目こそ名入れの品で特別感を出す選び方を紹介しています。
名前入りの贈り物は、タオルやスタイのほか、絵本もあります。名入れ絵本の中には、赤ちゃんを主人公にして上の子も一緒に物語に登場させられるものがあり、きょうだい2人へのお祝いを1冊にまとめられます。
たとえばえほんインクの「くまのかぞく」は、主人公1人に加えて兄弟姉妹を2人まで入れられます(公式商品ページ)。価格はソフトカバー税込5,320円、送料480円を足して5,800円です(2026年10月2日時点)。主人公の決め方や名前の確認のしかたは名前入り絵本を兄弟で贈る|2人目の出産祝いに上の子も登場させる選び方で詳しく解説しています。
上の子へのプレゼントは必須ではない
上の子にも何か用意するべきかは、多くの人が迷うところです。キッズ・ラボラトリーの解説では、上の子へのプレゼントは必須ではないとしたうえで、上の子が2〜5歳前後なら500〜2,000円程度の小さな品を添えると、家族全体への気配りとして喜ばれるとしています。
赤ちゃんが生まれたばかりの家では、来客もお祝いも赤ちゃんに集まります。お兄ちゃん・お姉ちゃんになったばかりの子が「自分には何もない」と感じる場面は、小さな品ひとつで防げます。
| 上の子の年齢 | 添える品の例 |
|---|---|
| 2〜3歳 | シール、小さなお菓子、好きなキャラクターの小物 |
| 4〜6歳 | 塗り絵、絵本、赤ちゃんとお揃いの小物 |
| 小学生 | 文房具、本人が選べる図書カード |
金額より大事なのは、上の子の名前を書いて渡すことです。「〇〇くん、お兄ちゃんになったね」と一言添えたカードがあるだけで、自分宛てのお祝いだと伝わります。上の子と面識がなく、好みも分からない場合は、無理に用意しなくてもかまいません。
金額は1人目と同じが基本
2人目の出産祝いの金額は、1人目と同額にするのが基本とされています(ベルビー・キッズ・ラボラトリー)。生まれた子にとっては、何人目でも一度きりのお祝いだからです。
1人目のときにいくら贈ったか覚えていない場合は、相手との関係から決めます。関係別の目安は出産祝いの相場はいくら?友人・同僚・親戚・部下別の金額目安にまとめています。上の子へのプレゼントを添えるなら、赤ちゃんへの品の金額は1人目とそろえ、上の子の分はその外で考えると、きょうだいで差がつきません。
よくある質問
Q. 1人目のときに出産祝いを贈っていません。2人目だけ贈ってもいいですか?
贈ってかまいません。1人目のときは知らなかった、付き合いが浅かったなど、事情は相手も分かっています。気になるなら、上の子へのちょっとした品を添えると、1人目の分も気にかけていることが伝わります。
Q. 「2人目だからお祝いはいらない」と言われたら?
本心で遠慮している場合もあるので、品物を無理に贈る必要はありません。気持ちを伝えたいなら、お返しの負担にならない程度の消耗品や、上の子へのお菓子など、受け取りやすい品にとどめましょう。
Q. いつ渡せばいいですか?
1人目と同じく、生後7日から1か月ごろまでが目安です。上の子がいる家庭は1人目のとき以上に慌ただしいので、訪問するなら短い時間で切り上げる気配りも必要です。時期とマナーは出産祝いはいつ渡す?タイミングと避けたいNGマナーで詳しく解説しています。
Q. 絵本を贈るなら、どう選べばいいですか?
上の子がいる家庭には、定番の絵本がすでにそろっていることが多いので、名前入りの絵本か、持っていないと確認できた本を選びます。絵本の選び方は出産祝いに絵本を贈るなら|かぶらない選び方と名入れ・定番のおすすめにまとめています。
この記事のまとめ
2人目の出産祝いは、おさがりで足りる物を避け、消耗品か名前入りの「その子だけの物」を選ぶと喜ばれます。上の子へのプレゼントは必須ではありませんが、名前を書いたカードと小さな品があると、きょうだい2人へのお祝いになります。



