還暦祝いを贈るとき、のし紙の水引や表書きの書き方で迷ったことはありませんか。実は、還暦祝いののしには「何度あってもよいお祝い」ならではのルールがあります。この記事では、還暦祝いののし・表書きの正しい書き方をまとめました。
還暦祝いののし早見表
まず結論からお伝えします。還暦祝いののしは、次の形式が基本です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 水引の種類 | 蝶結び(何度あってもよいお祝いのため) |
| 表書き | 祝 御還暦/祝還暦/寿 |
| 名前の書き方 | 水引の下中央に、贈り主のフルネームを記載 |
| 連名の人数 | 3名まで。4名以上は代表者名+「他一同」 |
なぜ蝶結びが正解なのか
のし紙の水引には、大きく分けて「蝶結び」と「結び切り」の2種類があります。蝶結びは何度でも結び直せることから「何度あってもよいお祝い」に使われ、結び切りは一度きりであってほしい結婚祝いや快気祝いなどに使われます。
還暦は数え年で61歳、以降も古希・喜寿・傘寿と長寿祝いが続いていくお祝いです。そのため、結び切りではなく蝶結びののし紙を選ぶのがマナーとされています。
OK:正しいのしの選び方
- 紅白の蝶結びの水引を選ぶ
- 表書きは「祝 御還暦」「寿」など
- 名前は毛筆や筆ペンで丁寧に書く
NG:避けたい書き方
- 結び切りののし紙を選んでしまう
- ボールペンや鉛筆で名前を書く
- 旧字体や誤字で名前を書いてしまう
表書きの書き方
表書きは、水引の上段中央に「祝 御還暦」「祝還暦」「寿」のいずれかを書くのが一般的です。「祝御還暦」のように空白を詰めて書く場合もありますが、通販サイトやギフトショップのフォーマットに従えば問題ありません。
名前の書き方
名前は、水引の下段中央にフルネームで記載します。連名で贈る場合は、次のルールに沿って書きましょう。
- 2〜3名の連名:右から目上の人の順に並べる(同格であれば五十音順)
- 4名以上の連名:代表者名を記載し、続けて「他一同」と添える
- 夫婦連名:夫の氏名を右側に、妻は名前のみを左側に添えるのが一般的
のしをかける方法
品物にのしをかける方法には、包装紙の内側に直接のしをかける「内のし」と、包装紙の外側にのしをかける「外のし」の2種類があります。
どちらが正解というルールはないため、贈り方(手渡しか配送か)に合わせて選んで問題ありません。
贈るタイミング・相場もあわせて確認
のしの書き方と合わせて、贈るタイミングや相場も確認しておくと安心です。還暦祝いを渡すタイミングはいつ?時期とマナー、還暦祝いの相場はいくら?関係別の金額目安で詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 現金を贈る場合ものし袋は蝶結びですか?
はい、現金を包む祝儀袋も同様に紅白の蝶結びを選びます。表書きは「祝 御還暦」または「寿」とします。
Q. 会社名で贈る場合の書き方は?
会社名・部署名を正式名称で記載し、代表者名を添えるのが一般的です。「〇〇株式会社 〇〇部一同」のような書き方も使われます。
Q. のし紙を付けずに贈るのは失礼ですか?
親しい間柄であれば、のしなしでラッピングのみで贈っても大きな問題にはなりません。ただし、目上の方やあらたまった関係の相手には、のしを付ける方が丁寧な印象になります。
まとめ
この記事のまとめ
還暦祝いののしは、紅白の蝶結びに「祝 御還暦」の表書きが基本です。結び切りは選ばないよう注意し、連名の場合は役職や続柄の順で正しく並べましょう。
