似顔絵プレゼントは嬉しくない?失敗の理由と外さない選び方

似顔絵プレゼントは嬉しくない?失敗の理由と外さない選び方

本記事にはプロモーション(広告)が含まれます

似顔絵は、誰にでも喜ばれる品ではありません。ただし、嫌がられる原因はたいてい決まっています。顔を大げさに描かれたこと、絵の雰囲気が相手の好みと合わなかったこと、もらっても飾る場所がなかったこと。この3つは、贈る前に確かめておけば避けられます。

似顔絵が「嬉しくない」になる理由と、先に打てる手

似顔絵を描く人が書いた個人ブログ(黒木やすし氏のブログ)と、似顔絵ギフトを解説する別の個人ブログ(M's log)の2件では、困られやすい理由がおおむね重なっています。2件は公開されている一例にすぎず、調査ではありません。ここでは、その内容を贈る側が動ける形に直しました。

困られやすい理由 起きること 贈る前に打てる手
誇張が強い 顔の特徴を強調され、コンプレックスに触れる 無難な表現を選ぶ。笑える絵は冗談が通じる相手だけ
画風が合わない 絵が「自分のイメージ」と離れ、微妙に感じる 作家の作例(タッチのサンプル)を見て選ぶ
飾る場所がない 保管や処分に困る。顔の絵は目立ち、部屋と合わない サイズと額を決める。物を増やしたくない人には贈らない

どれも、絵の出来より「贈る前の設計」の問題です。順に見ていきます。

誇張は、似ているほど危うい

似顔絵の面白さは、特徴を拾って強調するところにあります。その強調が、本人が気にしている部分に当たると、笑いごとになりません。黒木氏のブログは、似せて面白く描いた絵がかえって嫌がられることがあり、そのため絵師は無難な表現を選びがちだと説明しています。一方で、「似ていて笑える」絵を冗談が通じる相手への贈り物に向くとも書いています。

贈る側が決められるのは、強調の度合いです。目上の人や、顔のことを話題にしたことがない相手には、特徴を大きくいじらない描き方を選んでください。注文フォームに「顔の特徴を強調しすぎない」と書いておく手もあります。

似顔絵グラフィックス(作家が手描きで制作する似顔絵ギフトのサービス)の公式サイトには、「デフォルメ」「リアル」といったタッチの区分は確認できませんでした。そのため、どの程度の強調になるかは、作家ごとの作例で見るしかありません(2026年10月30日時点・公式サイトで確認)。

画風が合わないと、うまく描けていても喜ばれない

似顔絵の画風には、細密な描き込みから、輪郭を簡単にした絵まで幅があります。「似ている」ことと「好きな絵」であることは別です。M's logは、作風を事前に確認し、普段に近い表情の写真を複数用意するよう勧めています。

黒木氏のブログによると、無難な画風は受け入れられやすい反面、見慣れて飽きやすいという面もあります。贈り先が絵を飾る習慣のある人なのか、SNSのアイコンにイラストを使っているのかなど、相手の好みを推測する手がかりは、日頃の様子から拾えます。

もう1つの手は、1人だけでなく、家族やペットと一緒に描いてもらうことです。黒木氏のブログは、本人の顔だけの絵に抵抗がある人への対策として、一緒に描く案を挙げています。

飾る場所がなければ、絵はしまわれる

顔の絵は目を引くので、部屋の雰囲気と合わないと落ち着かない、と感じる人がいます。M's logは、大きなサイズや額縁付きの絵は置き場所を選び、壁に穴を開けたくない人やシンプルな空間を好む人には飾りにくいと述べています。物を増やしたくない人には、贈らないほうがよいという立場です。

似顔絵グラフィックスの公式FAQ(2026年10月30日時点)では、額やイーゼルがなくてもそのまま使えるとされています。ただ、傷やほこりに弱いため、長く飾るなら額に入れるよう勧めています。価格表のサイズは、B5・色紙(245×275mm)・A4・A3の4種類です。棚に立てるのか、壁に掛けるのかを先に決めると、選ぶサイズが絞れます。

相手の家の飾る場所が思い浮かばないときは、B5か色紙サイズから考えると外しにくくなります。置き場所に困りやすい人には、大きな絵より、棚や机に立てられる大きさのほうが受け取ってもらいやすいからです。

相手別に外さない選び方

「嬉しくない」は、相手によって起きやすさが違います。贈り先ごとの考え方をまとめました。

目上の人(上司・先生・義父母)

目上の人への贈り物では、好みが分かれやすい品や、相手のプライベートに踏み込む品を避けるのが基本です。漆器店の山田平安堂のコラムは、香水やアクセサリーなど好みや体型にかかわる品は距離を置くのが無難とし、好みがわからないときは「食卓や書斎で使えるもの」「家族で楽しめるもの」を勧めています。この解説で避けたい品として挙がっていたのは、刃物、ハンカチ、履物などで、似顔絵は含まれていません。

とはいえ、顔の絵は好みが出やすい贈り物です。目上の人には、次のように贈ると外しにくくなります。

OK:目上の人に贈るとき

  • 節目の祝い(退職、還暦、古希など)に合わせる
  • 本人だけでなく、家族や職場の全員で描く
  • 特徴を強調しすぎない描き方を選ぶ
  • 手書きのひとこと(感謝や祝意)を添える

NG:避けたい贈り方

  • 理由のない日に、本人の顔だけの大きな絵を渡す
  • 笑いを取るため、顔を大きく誇張させる
  • 飾る場所を考えず、大判の額で贈る
  • 作例を見ず、作家をなんとなく選ぶ

退職祝いで上司や父親に贈る場合の注文日や写真選びは、退職祝いの似顔絵プレゼントで詳しく書いています。

親・祖父母(還暦・古希・敬老の日)

節目の祝いと似顔絵は相性がよく、家族で描いてもらう形にすると、顔だけの絵より受け取りやすくなります。孫やひ孫まで入れると、飾る理由も増えます。

還暦なら還暦祝いのプレゼントおすすめ、古希なら古希祝いのプレゼントに似顔絵を、敬老の日なら敬老の日の贈り物おすすめで、ほかの贈り物と並べて選べます。似顔絵に決めきれないときは、この3本で他の候補を見比べてください。

夫婦・友人(冗談が通じる相手)

ここは笑える絵が活きる場面です。結婚や記念日の贈り物なら、2人で描いてもらうのが定番で、金婚式の連名なら金婚式の似顔絵プレゼントが参考になります。ただし「冗談が通じる」は贈る側の思い込みになりやすいので、本人が自分の見た目をネタにするタイプかを、日頃のやりとりで確かめてください。

職場の大人数

寄せ書き代わりに全員で贈るなら、誇張より「顔ぶれがそろっていること」が価値になります。費用の割り方や写真の集め方は似顔絵プレゼントを大人数で贈る方法で扱っています。

作家や商品を選ぶ前に確かめる3点

ここからは、注文直前の確認です。M's logもサービス選びで、作風がわかるか、修正対応があるか、納期が明記されているかなどを確認するよう勧めています。

1. 作例(サンプル)を見て、画風を決める

作家を選ぶ最大の手がかりは作例です。似顔絵グラフィックスでは、作家ごとに「似顔絵タッチサンプル」が掲載され、サンプル画像から作家のページへ進めます(2026年10月30日時点・公式サイトで確認)。似顔絵師の画風が人によって違うことは公式も述べていますが、画風の細かな説明は書かれていません。作例を何人分か見比べて、顔の描き方(線の細さ、目の大きさ、影のつけ方)が相手の好みに近いかを見てください。

2. 修正できるか、できないかを知っておく

ここは、サービスによってはっきり分かれる点です。似顔絵グラフィックスの公式FAQ(2026年10月30日時点)には、「経過確認や途中修正などはお受けしておりません」とあります。そのかわり、注文後に届くアンケートで要望を詳しく書くよう案内されています。

つまり、気に入らない箇所をあとから直してもらう前提では頼めません。衣装や髪型、避けたい強調(たとえば体型や年齢の見え方)、帽子やメガネの有無は、アンケートの段階で具体的に書いておくことになります。衣装を作家におまかせで変えることも可能です。やり直しについては、公式FAQでは確認できなかったため、気になる場合は注文前に問い合わせてください。

別のサービスを検討するなら、修正の回数と条件が書かれているかを必ず確認します。回数や条件の記載が見当たらない場合は、注文前に問い合わせて確かめてください。

3. 額装とサイズ、届く日を確認する

額は、前の章で触れたとおり、傷やほこりを防ぐために勧められています。額込みの寸法がわかるサイズ表と、フレームを追加注文できるか(公式FAQでは追加注文は可能とされています)を、注文前に見ておいてください。

納期は、作家ごとに発送の目安が決まっています。公式のお届け日のページでは、掲載されている作家の発送目安はいずれも3日と表示され、受注状況で前後することがあるとされています(2026年10月30日時点)。M's logは、希望日の2〜3週間前の注文を目安に挙げています。写真の用意や、アンケートの回答にも日数がかかるので、渡す日から逆算して余裕を持たせてください。

\ 作家ごとの作例を見て選べる。送料は全国無料 / 似顔絵グラフィックスで作家の作例を見る

1人分の費用はどれくらいか

公式の価格表(2026年10月30日時点・税込)では、1人の場合、色紙サイズとA4が9,240円、B5が8,580円、A3が15,290円です。2人ならA4で10,890円、4人ならA4で16,390円と、人数が増えると1人あたりは下がります。送料は全国どこでも無料です。

目上の人への贈り物の価格を考えるときは、高すぎると「お返しが必要」と感じさせるという指摘があります。前の章で引いた山田平安堂のコラムは、日頃の感謝なら2,000〜5,000円、昇進・栄転祝いなら5,000〜20,000円、退職・送別なら10,000〜30,000円を目安としています。1人分の似顔絵は、昇進・退職の目安と並ぶ価格帯です。日頃の感謝の品としては、やや重く感じられるかもしれません。

\ 1人(A4・色紙)9,240円〜。送料は全国無料 / 似顔絵グラフィックスで価格と作家を見る

渡し方でもう一段、外しにくくなる

絵そのものより、添える言葉で印象が変わることがあります。黒木氏のブログは、言葉を添えることを失敗を減らす工夫に挙げ、最初は微妙に感じた似顔絵が、後になって懐かしい思い出の品になった例も紹介しています。

具体的には、次のような一言です。

いつもありがとうございます。感謝の気持ちを込めて、似顔絵を贈ります。飾る場所に困ったら、しまっていただいて構いません。

最後の一文は、断られやすい相手ほど効きます。飾る義務を外すと、受け取る側の負担が軽くなるためです。目上の人には、山田平安堂のコラムが挙げる「失礼かと思いましたが」のような、ことわりの一言も使えます。

\ 家族や職場の全員で描く注文にも対応 / 似顔絵グラフィックスで家族・連名の似顔絵を見る

よくある質問

Q. 相手の写真が1枚しか手に入らないときは?

似顔絵グラフィックスの公式は、作家が特徴をつかむために、できるだけ複数枚の写真を送るよう案内しています。理想の写真が手に入らない贈り物のときは、先に相談するとされています(写真の選び方・2026年10月30日時点)。1枚だけで注文を進めず、問い合わせてから決めてください。

Q. 渡したあと、反応が薄かったらどうすればよいですか?

飾るよう催促しないことです。黒木氏のブログには、最初は微妙に感じた絵が、数年後に懐かしい品になったという話が紹介されています。額に入れたままなら傷みにくいので、本人が出したくなったときに出せます。

まとめ

この記事のまとめ

似顔絵が嬉しくなくなるのは、誇張、画風、飾る場所のいずれかを確かめずに贈ったときです。まず相手の部屋を思い浮かべ、飾れるサイズを決めてから、作家の作例を2〜3人分見比べてください。

出典・参考にした情報