両親の結婚25年目は銀婚式、30年目は真珠婚式。子どもから贈る予算は、社会人で2万〜5万円、学生で3,000〜1万円ほどが公開情報の目安です。きょうだいがいるなら、その金額を人数で分けます。
親への結婚記念日プレゼント 年数・予算 早見表
| 結婚年数 | 呼び名 | 子どもから贈る予算の目安 |
|---|---|---|
| 20年目 | 磁器婚式 | 確認したページに年数別の目安なし |
| 25年目 | 銀婚式 | きょうだい合わせて3〜5万円(All About・2021年更新) |
| 25年目(立場別) | 銀婚式 | 社会人2万〜5万円、高校生・大学生3,000〜1万円(Smartlog・2023年公開) |
| 30年目 | 真珠婚式 | 5,000円〜3万円ほど(Smartlog・2024年公開) |
| 35年目 | 珊瑚婚式 | 確認したページに年数別の目安なし |
| 40年目 | ルビー婚式 | 同上 |
| 50年目 | 金婚式 | きょうだい合わせて4〜6万円(All About・2021年更新) |
呼び名はAll Aboutの結婚記念日の解説、25年目の予算は同じページとSmartlogの銀婚式プレゼント特集、30年目はSmartlogの真珠婚プレゼント特集によるものです。3つの記事で金額の幅が違うのは、きょうだい合計か1人分か、学生か社会人かといった前提がそれぞれ異なるためです。どれも決まりではなく、一般的な目安にとどまります。
年数ごとの呼び名と、贈り物のちょうどいい重さ
結婚記念日の呼び名は、1年目の紙婚式から60年目のダイヤモンド婚式まで、All Aboutの表に並んでいます。ただし、親へ改まって贈る家庭が多いのは、そのうちの限られた節目です。
- 15年目の水晶婚式や20年目の磁器婚式は、呼び名こそあるものの、子どもが贈る習慣はあまり語られていません
- 25年目の銀婚式と30年目の真珠婚式は、子どもが祝う節目としてギフト特集が組まれています
- 40年目のルビー婚式、45年目のサファイア婚式は、年数別のギフト特集が少なく、家族の食事会など時間を贈る形で祝う家も多いでしょう
呼び名はあくまで話のきっかけです。「今年で結婚30年だよね」と一言添えるだけで、親には十分に伝わります。
銀婚式(25年)は、子どもが贈りやすい最初の節目
子どもが社会人か大学生のころに迎える家庭が多く、All Aboutでは銀のカトラリーや箸、カップなど銀製品が定番とされています。元気な親には旅行チケットも喜ばれると紹介されています。Smartlogのランキングでは、銀食器、フラワーギフト、夫婦茶碗、カタログギフトの順でした。
真珠婚式(30年)は、ペアで使える物が多い
真珠は「円満」や「長寿」の象徴とされ、パールのネックレスなどが挙げられます。両親向けにはパールよりも、夫婦で使える旅行券、ペアの食事券、夫婦湯呑、ペアグラスといった物のほうが贈りやすいようです(Smartlog・2024年)。
金婚式(50年)は別の記事で
50年目は予算も贈り物も、ほかの節目と性格が変わります。きょうだい連名の費用割りまでは金婚式の似顔絵プレゼントの記事にまとめたので、そちらを見てください。
贈り物は「残す」「食べる」「出かける」で選ぶ
一覧のランキングを見ても、結局どれが両親に合うかは分かりません。両親の暮らしぶりから、3つの方向のどれが近いかを決めると絞れます。
| 方向 | 向いている親 | 例 |
|---|---|---|
| 残す | 家に飾る物が好き、思い出を見返す | 似顔絵、フォトフレーム、家族写真のアルバム |
| 食べる | 物が増えるのを嫌う | お食事券、ケーキ、お酒、お取り寄せ |
| 出かける | 夫婦で動ける、体力がある | 旅行券、宿泊、日帰りの食事会 |
結婚記念日プレゼントの食べ物は、食事券か消えもの
「親へ 食べ物」で探すなら、選択肢は大きく2つです。ペアのお食事券は、親が好きな日に好きな店で使えます。ケーキやお酒は届いたその日に家族で囲めます。
Smartlogの30周年特集には、レストランのカタログ式食事券や、赤ワイン、クラフトビールの飲み比べセットが挙がっています。親がお酒を飲まないなら、ケーキや和菓子など、2人で分けやすい量のものがいいでしょう。
食品を贈る場合は、記念日の前日から当日に届くよう日付を決める、アレルギーや食事制限がないかを聞いておく、という2点を押さえてください。
形に残したいなら似顔絵
食べ物や旅行は、楽しい時間が過ぎれば手元に何も残りません。壁に飾れる贈り物がほしい家庭には、似顔絵が向いています。
似顔絵グラフィックスの価格表では、A4サイズが2人で10,890円、3人で13,640円、4人で16,390円(税込・送料全国0円、2026年11月2日時点・公式サイトで確認)です。両親2人だけなら、銀婚式の予算の下限から中ほどに収まります。
2人きょうだいで割ると、両親2人の絵は1人あたり5,450円ほど。子ども2人を加えた4人の絵でも、1人あたり8,200円ほどです。
絵に誰を入れるかは、予算と気持ちで決めます。両親2人だけの絵は、結婚記念日の主役がはっきりし、額も飾りやすい構成です。子どもを加えると、親にとっては「家族が育った」記録になります。孫がいる家庭なら、孫を入れた6人の絵にするかどうかは、きょうだいで相談してください。人数が増えるほど、1人あたりの負担は割り勘で小さくなります。大人数の費用の分け方は似顔絵プレゼントを大人数で贈る方法に書いています。
似顔絵が合うかどうか迷うときは、似顔絵プレゼントは嬉しくない?に、失敗しやすい理由と避け方を書いています。親の好みが分からない場合に先に目を通すと安心です。
大学生や学生が親へ贈るときの現実的な金額
Smartlogの銀婚式特集では、高校生から大学生の予算は3,000円〜1万円とされています。学生はアルバイトの有無で出せる額が変わるため、この幅の下側で十分です。
予算が限られるなら、次の組み合わせがあります。
- 手紙と、数百円〜千円台のケーキを組み合わせる
- きょうだいで出し合い、似顔絵やペアグラスなど少し大きな物を贈る
- 食事の席を自分で予約して、会計は親に任せず、飲み物代だけ持つ
高価な品より、結婚何年目かを覚えていて手紙で言葉にしたことが、親には長く残ります。きょうだい連名にするなら、立て替えの順番と振り込みの期限を最初に決めておくと揉めません。
渡すタイミングと、のしの扱い
渡す日について、確認した3つの記事では決まりは示されていませんでした。記念日の当日に会えないなら、親の都合がつく直近の週末に前倒ししても失礼にはなりません。
のしを付ける場合、All Aboutでは表書きを「御祝」「祝銀婚式」「祝真珠婚式」のように書き、下段は「子供一同」とするとあります。水引は紅白の蝶結びです。ただし、地域や家によって作法が異なる可能性があると、同じ記事に注意書きがあります。
OK:親が受け取りやすい形
- 2人で使える物(ペアグラス、夫婦茶碗)
- 手紙やメッセージカードを添える
- きょうだい連名で、金額を事前にそろえる
NG:避けたほうがよい品
- 白いハンカチ(別れを連想させる)
- くし(「苦」「死」を連想させる)
- はさみやナイフ(縁を切る印象がある)
NGの品はAll Aboutに挙げられていたものです。ハンカチやくしは日用品として使われる地域もあり、親が気にしない家庭もあります。
似顔絵は到着日の指定ができるか、公式ページでは確認できませんでした。お届け日のページには、イラストなどが即日OKになった場合の最短の発送目安が示されていて、作家ごとの発送目安はいずれも3日と書かれています。混み具合で前後するため、手描きの絵は記念日の3〜4週間前までに注文するほうが、余裕を持てます。この週数は公式の保証ではなく、写真集めの時間も見込んだ編集部の目安です。
手紙に書く一言と、食事会の段取り
贈り物に添える手紙は、長く書かなくて足ります。親が一番知りたいのは「覚えていてくれた」という事実と、感謝を伝える具体的な場面です。
短い例を2つ置いておきます。
お父さん、お母さん、結婚25年おめでとう。毎朝のお弁当の卵焼きを、今でも思い出します。 結婚30年、ありがとう。2人の喧嘩の仲直りが早いところを、私は手本にしています。
そのまま使わず、実際にあった出来事に置き換えると気持ちが伝わります。思い浮かばなければ、子どものころに家族で行った場所や、親がよく作ってくれた料理から探すと見つかります。
食事会を開く場合は、会計の流れも先に決めておきます。親に払わせないために、事前に店へクレジットカードを預けておくか、席を外した隙に済ませる段取りを、きょうだいと共有しておくとスムーズです。個室や宿泊先は早めに予約するのが安心という指摘が、Smartlogの30周年特集にもあります。
親が外出を面倒に感じる年齢なら、自宅に集まって仕出しを取り、デザートだけ子どもが持ち寄る形でも十分に祝えます。大がかりな会より、全員がそろって落ち着いて話せる時間のほうが、記念日の思い出として残りやすいでしょう。
毎年の結婚記念日は、小さな贈り物で続ける
銀婚式や真珠婚式のような節目の年以外は、価格の目安を載せたページが見当たりませんでした。その場合は、数千円の花やケーキ、手紙で十分です。
毎年かならず祝う必要もありません。節目の年にだけ少し大きく贈り、ほかの年は電話やLINEで「おめでとう」を伝える家庭もあります。
敬老の日と結婚記念日の両方で贈る負担を減らしたい場合は、敬老の日の贈り物おすすめで、年に一度のギフトの選び方を確認できます。還暦を迎える親なら、還暦祝いのおすすめプレゼントも、節目の贈り物として参考になります。
写真の選び方で似顔絵の出来が決まる
似顔絵を選ぶなら、写真の準備が出来上がりを左右します。公式の写真の選び方では、顔の輪郭が分かる正面向きの写真が向いており、遠景や集合写真は避けるよう案内されています。
結婚式の古い写真だけで描くと、いまの両親と印象が離れる場合があります。ここ1〜2年に撮った、笑顔の写真を1人につき複数枚用意するほうが、仕上がりに納得しやすくなります。
親が写真を撮られるのを嫌がる家庭では、実家に帰ったときにさりげなく撮るか、旅行やお祝いの席で撮った写真から選ぶ手があります。名前入りのギフトとの向き不向きは贈り物に名入れは失礼?で整理しています。
この記事のまとめ
親の結婚記念日は、銀婚式と真珠婚式の目安をもとに、予算を決めて「残す・食べる・出かける」のどれかに絞るのが近道です。まず親に結婚何年目かを確かめ、きょうだいがいれば先に連絡して、予算をそろえましょう。



